本学科の山﨑由美子先生が共同執筆された論文が、国際誌『Journal of Neuroscience Methods』に掲載されました！

この研究では、マーモセットの脳の活動をMRIで調べるため、動物に負担の少ない新しい装置を開発しました。従来の方法は動物にストレスを与える可能性がありましたが、新しい固定装置は自然な姿勢を保てるよう工夫されています。

その結果、MRIの騒音があってもマーモセットが音を正確に聞き分け、音の種類によって脳の反応が異なることを明らかにしました。

動物に優しく、より正確に脳の活動を調べるこの方法は、今後の脳研究において大きな進歩です！

【論文情報】 Seki, F., Yurimoto, T., Kamioka, M., Inoue, T., Komaki, Y., Iriki, A., Sasaki, E., & Yamazaki, Y. (2025). Development of a non-invasive novel individual marmoset holder for evaluation by awake functional magnetic resonance brain imaging. Journal of Neuroscience Methods, 417, Article 110390. https://doi.org/10.1016/j.jneumeth.2025.110390