
2月17日〜22日、本学科の野村照幸先生がイギリスのKing’s College Londonで、メンタルヘルスの新しい取り組みを学びました。なお、東北福祉大学の狩野俊介先生と2名で参加しました。
「アドバンス・チョイス・ドキュメント(ACD)」という、自分の精神的な調子が悪くなった時の対応を事前に決める方法を研修しました。イギリスでは本人の希望を尊重し、人権を守ることを重視しており、法律化を目指しています。野村先生は厳格な審査を経て、日本人として初めて参加が認められました。
写真は研修をアレンジしてくださったKing's collage LondonのClaire Henderson教授とKing's collage Londonの施設前で撮影しました。
現地の医療スタッフや研究者と話し合い、多くの新しいアイデアを得ました。また、イギリス王立精神科医学会(RCPsych)の会長Dr. Ladeに招待されました。野村先生は、今回の学びを研究や実践に活かすとともに、学生にも異文化を楽しみ、新たな知識や世界の広さを感じる機会を持ってほしいと考えています。
写真はイギリス王立精神科医学会・会長Dr. Lade Smith氏(中央)、狩野俊介先生(左)と王立精神科医学会の建物内で撮影しました。
※写真は全て掲載許可取得済