
自殺対策の基礎とセルフケアを学ぶ
本学科の野村照幸先生が、令和6年度三条市・こころのゲートキーパー養成研修会「専門職編資質向上研修」の講師を務めました。講演タイトルは「生きる力を支えるアセスメントと支援 -現場で役立つ自殺対策の基礎とセルフケア-」。医療や福祉、教育、行政の領域から心理士、看護師、教師、介護士、福祉職員、保健師など25名が参加し、現場で活かせる知識を深めました。
コロナ禍以降増加傾向だった自殺者数は、昨年ようやく減少に転じましたが、小中高生といった若年層の自殺は増加し、大きな社会問題となっています。本研修では、支援者が自殺のリスクに気づき、関係を築きながら「生きるための支援」をどのように行うかを学びました。具体的なコミュニケーションの方法や注意点を実践的に学ぶ貴重な機会となりました。
本学科は今後もメンタルヘルスに関わる様々な問題に取り組み、よりよい支援のあり方を探求していきます。