
ことわざの「光陰矢の如し」は時間の過ぎる速さを表現したものです。英語ではTime flies like an allow.と言います。時間は光陰なのですね。
1日は日の出とともに始まり、太陽が沈むと終わる。夜はゆっくりと寝て、また朝日とともに活動を開始するというのが自然の中で生きている人間の自然な姿です。
生活リズムは心身の健康にとってとても重要です。太陽の光は生活リズムを整えてくれます。
ところが最近は時計に縛られてしまって光が乱用されています。夜間でも煌々と明かりが灯り、昼行性であるはずのヒトの行動が夜行性になってしまっています。これは身体にもよくないし、こころにも悪影響を及ぼします。
最近はこの時間経過と心身の健康にも注目が集まりだしており、時間薬理学や時間栄養学、さらには時間治療という言葉も使われるようになってきました。
時間心理学もあります。1日が早いと感じるのか、なかなか時間が進まないと感じるのか。心理学にとっても時間は面白いテーマですね。
(記:坂田省吾)
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