2026.01.20
私たちは人生のなかで、大切な何かを失うことがあります。ときには、とても大切な人との別れを経験することもあります。心理学では、こうした心の動きについて長いあいだ考えられてきました。
精神分析を創始したフロイトは、大切な人を失ったとき、その人への強い結びつきを少しずつ手放し、前に進んでいく心の過程を「喪の仕事」と名づけました。
一方、最近の心理学では、亡くなった人とのつながりを心の中に保ち続けることも大切なのではないか、と考えられています。たとえば、お墓の前で話しかけたり、写真を見ながら思い出したりすることも、その人との「継続する絆」の一つです。
大切な人と別れるときに、忘れて前に進むことと、心の中でつながり続けること。
心理学では、今もさまざまな考え方が議論されています。
(記: 松本京介)

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