第4回目の教員紹介シリーズがやってきました!待ってました!
今回も、個性豊かな教員の素顔をお届けする時間です。本学科では、基礎から臨床、スポーツ心理まで、幅広い心理学を学べる環境が整っています。その学びを支えているのが、多彩な教員陣!このシリーズでは、そんな先生方を一人ひとりご紹介していきます。「え?そんな一面があったの?」と驚きの連続。今回も楽しんでください!
さて、前回の坂田先生に続き、今回も「心理学の魅力って何?」というテーマで、先生方に心理学の楽しさを語っていただきます。心理学といえば「カウンセリングのこと?」とか、「人の性格を見抜けるようになる?」なんて疑問を持っている高校生の皆さんも多いのでは?そんな皆さんに向けて、先生方が感じる「心理学の面白さ」をお届けします!
今回ご紹介するのは…小林なぎさ先生です!
小林先生が感じる心理学の魅力とは?
私はこれまでペインクリニックというところで、慢性疼痛(3か月以上続く痛み)に苦しむクライエント(患者)に対する心理支援に携わってきました。慢性疼痛に対する心理支援の面白さは、痛みの感じ方が心の働きに大きく影響される点にあります。慢性的な痛みは、身体的要因だけでなく、ストレスや不安、抑うつなどの心理的要因によって悪化することが多く、痛みを軽減するためには心と身体の両方に働きかけることが重要です。例えば、認知行動療法(CBT)は、痛みへの否定的な思考パターンを修正し、前向きな行動を促すことで症状の軽減を図ります。また、ブリーフセラピーでは、短期間で効果を上げることを目指し、クライエント自身の持つリソースを活用しながら痛みへの対処法を見つけるサポートを行います。こうしたアプローチは、クライアントが痛みと共存しながら生活の質を向上させる手段として有効であり、心理的な支援が身体的な健康にもつながる点が非常に興味深いです。
いかがでしたか? 小林先生の感じる心理学の魅力、少し意外だったのでは?「痛み」って、ただの身体的な問題じゃないんです。たとえば、口内炎ができた時、食事の楽しさが一気に半減してしまったこと、ありますよね。頭痛が続く時、気分は楽しくなれないですよね。でも、楽しいをことすると頭痛を忘れてしまうこともありませんか?心理学は、そんな心と身体の関係に光を当てる学問なんです!慢性疼痛の心理支援、面白そうじゃありませんか?そんな学びを提供してくれるのが小林先生。そして、こうした専門的な支援を学べる場所は、日本でも限られています。
小林先生は現在も医療現場で支援を続けています。現場で活躍する先生から学べることも私たちの強みです!
ところで先生の写真のコーヒーの模様はバリスタが描いたのでしょうか!?それとも、まさか、これは小林先生がっ??
ぜひオープンキャンパスや入学後の授業の際には聞いてみてください!
次回も、心理学の魅力をたっぷりお届けする予定です!ぜひお楽しみに!