第7回目の教員紹介シリーズがやってきました!ヒャッホー!
今回も教員陣の個性が光る、楽しい時間の始まりです。本学科では、基礎心理学から臨床心理学、さらにはスポーツ心理学まで、幅広い分野を学べる充実したカリキュラムが用意されています。その学びを支えるのは、経験豊富でユニークな先生方。このシリーズでは、普段なかなか見られない先生方の知られざる一面を覗いていきます。今回もお楽しみがいっぱいです!
さて、前回の木村先生に引き続き、今回も「心理学の魅力って何?」というテーマで、先生方が心理学に感じる面白さや深みについてお聞きしました。「心理学って、カウンセリングだけ?」とか「心を測定することなんてできるの?」と思っている高校生の皆さんもいるかもしれません。そんな疑問に、ぜひ先生方の体験を通じて答えを見つけてみてください。
今回ご紹介するのは…千葉陽子先生です!
千葉先生が感じる心理学の魅力とは?
私が心理学に出会ったのは中学生の時でした。自分とは何か?人はなぜ生きているのか?について頻繁に考える時期に、友人が見ている黒板の色と私が見ているそれは同じ「深緑」なのだろうか?ということにふと疑問がわきました。それはどうやっても確かめられない。そこから転じて「人の痛み」もどうやっても完全に一致して感じることはできない。それがなんだか切なく感じる一方で、これが「自分を生きる」ということなんだとある時急に腑に落ちました。こうして文章にしてみると変な中学生ですね(笑)。その時からずっと心理学に魅せられてきました。 現在は、アスリートのスポーツカウンセリングをしています。その実践の中で感じる魅力や面白さは、カウンセラー自身が「どう生きているか?」「この世にどう存在しているか?」ということを問われる真剣勝負なところと「人との出会い」の面白さです。
(千葉先生より「好きこそものの上手なれ。食いしん坊が高じてベトナム料理教室に通っています。作るためにではなく、食べるためにいそいそと通っています」とのこと!)
どう感じましたか?千葉先生が中学生の頃に感じた「自分とは何か?」という問いから始まった心理学への興味が、今のカウンセラーとしての姿に繋がっていることがよくわかりますね。黒板の色や人の痛みを考える中で「自分を生きる」意味に気づいたというエピソードがとても印象的です。現在はアスリートの心のサポートをしながら、自分自身の生き方も常に問い直している姿が素晴らしいですね。
千葉先生は研究と実践を両立させながら現場経験を積んでいる先生です。スポーツ分野の心理支援を学べる心理学科は多くはありません。まして、1つの学科で基礎と臨床、スポーツの心理が学べる場所は他には皆無だと自負しています!それこそが本学科の大きな強みです!
ところで、ベトナム料理教室に通っているとは!!いつか先生の作るベトナム料理を食べてみたい方は、ぜひ入学後にお願いしてみてください!ってか、仕事に料理にと多才さを発揮してますね〜!
次回も、心理学の奥深さや魅力をお届けしますので、楽しみにしていてください!