第11回目の教員紹介シリーズ、ついに開幕です!やってやろうじゃないの!
今回も、先生方の個性あふれる魅力をたっぷりお届けします。本学科では、基礎心理学から臨床、スポーツ心理学まで、幅広い分野にわたるカリキュラムを提供し、豊かな経験を持つ先生方が皆さんをサポートしています。このシリーズでは、普段はあまり見られない先生方の一面や、心理学の深さや面白さを楽しくお伝えしていきますので、ぜひ楽しんでください!
さて、前回の山﨑先生に続き、今回も「心理学の魅力とは?」というテーマで、先生方がどのように心理学を捉えているかを聞いてきました。「心理学って、相談に乗ったりテストするだけの学問?」とか「心理学を学べば、人の心がすべて分かるようになる?」といった先入観を持っている人もいるかもしれませんが、それは心理学のほんの一部に過ぎません。実際、心理学はもっと幅広く、私たちの心や行動のさまざまな側面を探求しています。
今回ご紹介するのは…野村照幸先生です!
野村先生が感じる心理学の魅力とは?
高校生の頃、「心理学」=「カウンセリング」という理解しかしていませんでしたが、大学に入るとそのイメージが大きく変わりました。実験や統計の授業を通して、「これも心理学?」と驚きつつ、「なぜ困ったときに頼る人と頼らない人がいるの?」といった疑問を持つようになり、さらに「カウンセラーを頼る人と頼らない人の違いは何?」という研究に発展しました。研究によって疑問の一端を明らかにすることができ、心理学の奥深さに惹かれました。また、病院でカウンセラーとして働き始めると、心の病を抱える方々の記憶や注意力、受け止め方の変化を目の当たりにしました。それらを理解する上で実験や統計で学んだことが役立ち、支援するために臨床心理学を活用でき、知識と実践が結びつく面白さに「これこそが心理学の醍醐味だ」と実感しました。心理学はカウンセリングにとどまらず、人の心全体を探求し、日常の「なぜ?」を解明していく学問です。皆さんもぜひ心理学の世界に足を踏み入れ、「なぜ?」を一緒に探求してみましょう。
いかがでしたか?野村先生が最初は「心理学=カウンセリング」と思っていたけれど、大学での学びを通してそのイメージが大きく変わったという話、なるほど〜と思った方も多いのではないでしょうか。「どうして困ったときに助けを求める人と、そうでない人がいるんだろう?」という身近な疑問が、次第に深い研究に発展していく過程がとても面白いですね。そして、その学びが実際の現場で役立ち、知識と実践が結びつく瞬間に感じた喜びが伝わってきます。イメージとは違った心理学が結果的にカウンセリングの場面で活きたというのは面白いですし、心理学の魅力でもありますね!同時に、基礎的な心理学を学んでこそ、実際の心理支援に役立つんだということがわかります。
野村先生は、心理学の奥深さを伝えるだけでなく、学生が自分の疑問を持ち、それを深く探求する力を育ててくれます。現在も臨床現場で心理支援を続けており、現場の生の話も聞けるでしょう!こうした先生方がいることが、本学科の大きな魅力の一つです!
ところで野村先生のこの写真、何やらスポーツをやっている感じですね!どうやらサッカーをやっているそうです。でも、最近は身体がきつくて、審判がメインだとか…ぜひ、オープンキャンパスや大学入学後にサッカーボールを投げてみてください。リフィティングしてくれますよ!