2026.02.20
各地で大学入試が行われています。結果も少しずつ出てきましたね。
複数の大学に合格した方の中には,「どこで学べばいいのかな」と進路に迷っている人もいるかもしれません。
この投稿は,そんな人の検討材料になるように,本学科の学び方をコンパクトに紹介するものです。
受験生に限らず,高2,高1の人も,「新潟医療福祉大学の心理健康学科ってこういう成長ができるんだ」という参考にしてもらえたらうれしいです。
私たちの学科が意識していること,それは「高校までの勉強が得意でも苦手でも,伸びるルートは用意してある」ということです。
1,高校までの勉強が苦手でも,段階で伸びる
いきなり難しいことを丸投げしません。観察して,考えて,言葉にして,確かめる。小さなステップで,「わかった気がする」を「できる」に変えていきます。
2年生から始まる「心理健康基礎ゼミ」では「研究論文」をどう読むのか,どうまとめるのかを丁寧に少人数で学びます。
3年生ではより深く内容を吟味し,4年生で各自が取り組む卒業研究につなげていきます。
<2年生の心理健康基礎ゼミの一場面>

2,心理学は自分仕様にできる
本学科は,基礎,臨床,スポーツ(運動)の3領域を中心に,自分の興味で組み立てて学べます。入口はどこでもOK。自分の興味が出てきた授業を選び,オリジナルの学びを作れます。

3,公認心理師を目指す人へ
現場では,多様な見立て方や支援方法が求められます。本学科では,精神分析,認知行動療法,家族療法,発達評価と支援など,多様な枠組みを学びつつ,「この場面で何を優先するか」を考える力を鍛えます。
また,医療や福祉,教育,行政など,多数の実習先を確保しています。

4,もっともっと学びたい人も伸びる仕掛け
国際的な研究ネットワークと発信実績を持つ教員による学びで,「知る」だけで終わらず,「問いを立て,確かめて,伝える」へ進めます。
<教員の国際誌での研究発信例>
・Establishment of an electronic library in forensic psychiatric wards: a survey of its actual use by forensic inpatients,BMC Psychiatry,2025.
・Interpersonal strategy for controlling unpredictable opponents in soft tennis,Scientific Reports,2024.
・Multiple Stressors Induce Amygdalohippocampal Volume Reduction in Adult Male Rats as Detected by Longitudinal Structural Magnetic Resonance Imaging,Biological Psychiatry Global Open Science,2024
・Enhanced memory and hippocampal connectivity in humans 2 days after brief resistance exercise,Brain and Behavior,2024
・Effects of enhanced insect feeding on the faecal microbiota and transcriptome of a family of captive common marmosets,PLOS ONE,2022.
・Different cholinergic cell groups in the basal forebrain regulate social interaction and social recognition memory,Scientific Reports,2021.
心理学は,こころだけでなく,からだ,行動,社会性までつながる学問です。本学科では,こうした幅広い研究を土台にして,世界で活躍する研究者のもとで学びを深めていきます。
5,早い段階で研究と発表もできる
1年生から研究活動に参加し,発表につなげる学生もいます。やる気がある学生には鍛える環境を用意します。早めに「自分の関心を研究にする」経験ができるのは,卒業研究だけでなく,大学院進学を考える学生にとっても大きな武器になります。

6,就職は,不安を小さくする設計で
卒業生がまだいないぶん,キャリアデザインプログラムとインターンシップ実習で,段階的に選択肢を知り,考え,決める機会を用意しています。
<2026年1月7日開催,キャリアデザインプログラム,新潟保護観察所の方々による"業務説明”と"どう進路を決めたのか”についての講演>

みなさんへ
「勉強が得意かどうか」より,「どんな環境で伸びるか」。
迷っている人は,この学び方が自分に合うかどうか,ひとつの材料にしてみてください。