Twitter Facebook
2026.07.07

阿吽の呼吸

サッカーW杯では熱戦が繰り広げられています。相手のボールを奪ってからの鋭いカウンターアタック、サイドからのクロスに飛び込むヘディングシュートなど、息をのむプレーが続いています。こうしたプレーを支えているのは、味方選手との「阿吽の呼吸」とも言える連携です。

選手たちは、それまでの試合の流れや相手・味方の動きから、次に起こる展開を瞬時に思い描きます。そして、その未来のイメージを言葉にしなくても共有しているかのように、絶妙なタイミングで動き出します。まるで相手の考えや意図を、言葉を交わさずに理解しているように見えるのです。
しかし、そのような連携は偶然に生まれるものではありません。同じ目標を共有するだけでなく、さまざまな状況への対応を日頃から確認し合い、それぞれの個性や特徴を理解しながら信頼関係を築いてきた結果です。互いを思いやり、互いを信じる姿勢があってこそ、「阿吽の呼吸」と呼べる連携が生まれるのでしょう。

これはサッカーに限ったことではありません。会社や学校など、あらゆる場面で良い連携を生み出すためには、まず相手の思いに寄り添い、仲間を信じることが大切なのでしょう。そして、その積み重ねが、言葉を超えて心が通い合う「阿吽の呼吸」を育んでいくのではないでしょうか。

 

(記:山本裕二)

インスタグラムもやっていますので、ぜひご覧ください。
★本学科インスタグラムはこちら

#コラム