2026.06.19

ここ数年,クマのニュースを頻繁に聞くようになりました。市街地への出没や人身被害のみならず,果樹の場所を正確に記憶していたり,窓の鍵を開けて出て行ったりなど,高い認知学習能力をうかがわせる報道もありました。
野生のクマを対象とした研究では,道具を使用することが報告されています。アラスカのヒグマは石を使って,鯨を食べた後に脂まみれになった口元をゴシゴシしていました。アメリカクロクマは木の枝で,顔や体を掻いていました。どちらも水の中で,顔周りの汚れを落とすことに関連していました。道具使用を行う動物はヒト,チンパンジー,ゾウ,などが有名で,クマはノーマークに近かったと言えます。
クマのみならず,野生動物とどのように共存していくかは大変難しい問題ですが,彼らについて知らないこともまだまだ多いように思います。
(記:山﨑由美子)
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