2026.05.15
日本精神神経学会の英文ホームページに,クライシス・プランに関する論文が英語翻訳され,公開されました。
この論文は,もともと『精神神経学雑誌』に掲載された日本語論文を英語に翻訳したものです。新しい調査結果を報告する論文ではなく,クライシス・プランに関する国内外の研究や,日本の医療観察法における実践を整理したレビュー論文です。
クライシス・プランとは,精神的な不調が強まる前に,本人と支援者が一緒に「どのようなサインに気づき,どのように対処・対応するか」「病状悪化時に患者・利用者がして欲しいこと,してほしくないことをどのように支援に取り入れるか」を支援者と患者・利用者で整理しておく計画です。
論文では,クライシス・プランを単なるリスク管理の道具ではなく,本人と支援者が協働してリカバリーを支えるための計画として位置づけています。本人だけの「Iの計画」ではなく,本人と支援者による「Weの計画」として考える点が特徴です
日本では,クライシス・プランは医療観察法に基づく医療の中で発展してきましたが,現在では一般精神科医療や地域生活支援においても活用が期待されています。
今回の英語論文の公開は,日本で積み重ねられてきたクライシス・プランの実践を,海外の方にも読んでいただける形にする一歩です。
研究は,論文として発表して終わりではありません。必要としている人に届き,教育や実践の中で使われていくことで,少しずつ意味を持ちはじめます。
論文はこちらからご覧いただけます。
https://www.jspn.or.jp/modules/english/index.php?content_id=340#gsc.tab=0
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